皆さまこんにちは。
教育グループ発信のコラム、『DX 寺子屋』、第8回です。
当コラムでは、これまでに図面サイズに関連する内容を紹介してきました。
第3回ではA2サイズをA4サイズにする折り方、
第7回ではA1サイズをA4サイズにする折り方でした。
この第8回では、用紙の大きさについてお話します。
A0、A1、A2など、Aと数で大きさが示されるものをA列、
B0、B1、B2など、Bと数で大きさが示されるものをB列といいます。
これらの大きさは規格にてサイズが定められています。
A列はJIS (日本産業規格)とISO (国際標準化機構) 両方とも同じサイズです。
一方で、B列はJIS、ISOでサイズが異なります。
国内ではJIS規定のB列が一般的に用いられています。
A0~A10、B0~B10までありますが、今回はよく聞くサイズ5までを参考に掲載します。
製図用紙で使用するA列サイズが、
実際にどの程度の大きさか見てみましょう。
フクロウのデスクに各A列サイズで配置してみました。
実際に図面を描く場合、大きさが分かると、寸法指示など必要な面積を考えてサイズが選べます。
CAD上で指定したサイズの図面に、投影図を配置すると、空白が多いため余裕に思えますが、
寸法はじめ幾何公差や表面性状、その他重要な情報を入れるとギリギリ入るか入らないかということになることもあります。
用紙のサイズについて話しましたが、
今度は第3回コラムに掲載した写真を見てみましょう。
写真の図面はパンチ穴を開け、ファイリングされていますね。
このように、ファイルにとじて使用する場合、とじずに使用する場合で、
異なる点があります。
それは、とじしろの値です。
図面には縦横4辺の縁から輪郭線まで空間があります。
その空間を輪郭と呼びます。
とじて図面を使用する場合は、向かって左側の輪郭にとじしろを設けます。
用紙サイズによって、値は異なりますので下図を参考にしてみて下さい。
とじずに使用する場合↓↓
とじて使用する場合↓↓
こういったところにも決まりがあるのですね。
今回はここまでといたします。
最後まで読んで下さり、どうもありがとうございました。
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