2022.03.14
寺子屋DX

第19回 油圧ショベル

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皆さまこんにちは。
教育グループ発信のコラム、『DX 寺子屋』、第19回です。
 

 
今回は、Creoでこんなこともできる、ということをやってみようと思い、
アニメーションで動かしたモデルを使用した動画を作成しました。
ユーザーの皆さまは既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
Creoでは3Dモデルに動きを与えて、アニメーションを作成することができます。
 
教育での使用用途としては、主に機構の説明や、設計物の動きを再現することなどに
活用できると考え、こちらの機能を探ってみました。
 
建設機械の油圧ショベルで掘削し、掘削物をすくってトラックの荷台に
積載するところまでを一連の動きで表現するアニメーションを作成しました。
 
油圧ショベルの説明と、各部位の名前を見ていきましょう。
 
油圧ショベルとは、油圧システムによって作動するアームの先に、
用途に合わせたアタッチメントをつけて動かす自走式建設機械のことを指します。
 
作業部の機構と、下部走行機構など様々な仕組みがありますが、
今回は動画に関係する上部機構についてのみお伝えします。
また、今回のアタッチメントは、バケットです。
   
 
 
根本(本体)に近い位置から、ブーム、アーム、バケットがあります。
腕のような形のブームとアーム、土を掘ったり、すくったりできる手のような形のバケットです。
 
これらの形状は油圧シリンダーによって連結されており、
シリンダー内部に油をそそぐことによってロッド部が伸縮し、
ブーム、アーム、バケットの角度が変わり、作業部機構を動かすことができます。
  

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