多角的に考え、最善を形にする！

こんにちは。
【CADのプロフェッショナル集団】川崎オフィスのTです。

派遣配属先により、ルーチンワークや業務内容が異なり、企業の特色もあると思います。
今回は、企業の特色が出ている『とある１日の仕事スケジュール』を紹介します。

７：５０　出社、更衣室にて作業着に着替えます
時間に余裕を持つことを心掛けて出社しているのでゆっくり着替えています。

８：００　執務室到着
フリーアドレスなので席を決めます。２日連続で同じ席に座らないことがルール！
コーヒーを飲みながらニュースのチェック。この時間で気持ちを仕事モードに切り替えます。

８：１５　始業・ラジオ体操・メールチェック
ラジオ体操は通勤を除けば１日の中で一番体を動かしていると言っても過言ではないです。

８：３０　作業のため現場へ移動
この日は試作機の性能評価を行います

８：４０　試作機性能試験
試験装置への電源供給、治具および試作機の点検後、規定の性能評価を行います。
事前にCAEを実施して性能の当たりを付けますが、実物は部品精度や構造上の隙間などにより一致させることは難しいです。

１０：００－１０：１０　１０分の小休憩が設けられています

１０：１０　試作機性能試験の続き、試験結果の報告
試験結果の速報を連絡します。
試験結果によっては追加試験の依頼があることもあるので報連相は重要です！。

１２：２０－１３：００　４０分のお昼休憩
食堂はありますがコンビニのパンが大半です。
私はスマホで動画を見て過ごすことが多いです。中には読書や寝ている人もいます。
４０分が短く感じる人もいますが食堂へ移動しない私にはちょうどいい時間です。

１３：００　清掃
各員清掃場所が決められていて清掃をします。もちろん使用していない机の除菌も忘れずに行います。

１３：１０　試作機性能試験の結果から改善設計検討
試験結果から総合的に評価し、より効果的な改善構造を設計検討します。
設計はSolidWorksにて行います。
生産性、組立性、メンテナンス性は設計者が考えなくてはならない最重要ポイントです！

１４：５０－１５：００　１０分の小休憩が設けられています
この１０分休憩が良い区切りになります。「小休憩までに終わらせて、その後は違う作業をしよう」と気持ちの切り替えもしやすいです◎

１５：００　図面作成
部品点数が多く、至急で改善品手配が必要な場合は人員をアサインしていただく場合もあります。

１６：００　改善品製作の承認をいただく
試験結果に対する改善を説明して改善品手配の承認をいただきます。
事前に速報を連絡しているためスムーズに運べます。報連相は大事です！

１６：３０　生産部門へ部品製作の依頼書を発行
図面データと共に部品製作の依頼書を発行して完了です。
改善品が仕上がるまで大よそ１週間を要します。（改善品が仕上がったら試作機に組込み、改めて性能評価試験を行います）

１６：５５　当日の業務報告
報告内容は、主にやったこと、成果、残務、翌日の業務予定を報告します。

１７：００　席の除菌をして終業、更衣室で着替えて退社します
※残業は、従事プロジェクトのスケジュール進捗、問題点や課題、遅延した場合のインパクトを考え、各自で申請を行い、承認されることで許可されます。

私の派遣配属先企業様は、製品企画から販売までを一貫して行っています。
そのため、設計者は開発機種の設計→試作製作（図面製図）→組立→性能評価→改善　が従事範囲となります。
「工具のアクセスが悪いからこうすれ良かった」
「メンテナンスするのに一人じゃ作業出来ないな」
「性能を上げるにはここの改修が必要だ」など、
組立てる人、施工する人、使用する人を想定します。
細い事を突き詰めることも重要ですが、それと同等に広い視野も非常に大事になります。

以上、『とある１日の仕事スケジュール』でした。

　　【株式会社ダイテックス】
機械設計・CAD　アウトソーシング事業
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