2022.01.20
本社

技能検定

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みなさまこんにちは☆
【CADのプロフェッショナル集団】ダイテックスの教育担当です。

突然ですがみなさま、技能検定ってご存知でしょうか?

最近、ブログのテーマとして教育担当らしいことを全然書いていないことに
気が付いたので、たまには書こうかと思い・・・今日のテーマは技能検定です。

社内を検定会場として実施していたこともあるので、
弊社の社員は知っている人が多いのではないかと思います。
こちらは働く人が、その仕事で身につける技能のレベルや高さを
検定によって国が証明する「技能検定制度」で、様々な種類があります。

厚生労働省のホームページには以下のように説明がされていました。

技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、
機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で130職種(※)の試験があります。
試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。

技能検定制度について |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

弊社の業種から、技能検定の中であてはまるものは、「機械・プラント製図 技能士」です。
弊社HPの会社概要欄にも資格保有者の人数が記載されています。
かくいう私もその中の一人です。

せっかくこの会社にいるのなら製図の技術を高めたいなーと思いつつ、教育担当である私には、実務でどんどん図面を描く、
という機会もなかったため、技能検定を通して機械製図の勉強をしよう!と考えたのがきっかけだったと思います。

資格は取ればよいというものでもありませんが、わかりやすい目標があった方が頑張りやすいですしね。
実務者からも、普段の業務は専門的だけど、技能検定の勉強をすることで
実務作業だけでは身につかない多くの知識を学べた、との声もありました。
その逆(実務だからこそ身につくもの)もあると思いますが、それを聞いて、やってみて良かった、と思いました。

限られた時間の中で、形を読み取り、モデルを作り、図面を描き、寸法や幾何公差、溶接記号を適切に見栄え良く入れていく・・・
正確さとスピードが求められます・・・
実際業務として図面を描く時にも当たり前のように求められることだと思いますが、はじめはかなり苦戦しました。
寸法の入れ方や、幾何公差の意味など、ひとつひとつ疑問点を解決していきました。
また、予想外だったのは、当日、久しぶりの「試験」という形式になんだか思いの外緊張してしまったことです。
あんまり表には出ないらしいのですがすぐ緊張してしまうのです。
そうするといつもできることが急にできなくなったりしますよねー。
スポーツの試合とか何かしらの発表会とかと同じ感覚でしょうか。

ただ、技能士は資格を取得しただけでは意味がなく、内情が伴うように勉強し続けることが大切ですよね。
JISも度々改定がありますし、業界全体の流れというものもあります。
自分の持つ知識が古いものとならぬよう勉強し続けようと思っています。

 【株式会社ダイテックス】
機械設計・CAD アウトソーシング事業
~エンジニア派遣/請負/委託~

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